美山木の家みやまぎのいえ
京都 美山町で作り手と山主の顔の見える木造の家づくり
美山木の家内外部 美山木の家内外部

旧建築基準法の抱えていた問題点

大きく4つ挙げると・・・
1 壁のバランスよい配置 3 重量の見直し
2 接合部について 4 水平構面
大変形が生じた土蔵 下屋の被害
↓ 平成12年の法改正により
建物重量に不足した壁量により大変形が生じた土蔵 下屋耐力壁不足による倒壊

改定された事項

1 バランスよい壁配置
側端充足率の比の検討が追加された
2 接合部について
接合部について具体的な施工方法が示された
しかし

残された課題

3 重量の見直し
建物重量に応じた必要な壁量となっていない
4 水平構面
床の性能が評価されておらず床・下屋を
伝わる力について考慮されていない
屋根面の力の流れ
屋根面の力の流れ
吹抜(階段)部分の強度の低下
吹抜(階段)部分の強度の低下
階段も吹き抜けの一種なので、この建物の中央部分は
廊下しか床が残っていない。
建物を分断するような吹き抜けは避けて、階段は別の
位置にする等の配慮が望ましい。

2階の直下に壁がない建物だと、下屋の屋根を通じて
外周の耐力壁に力が伝わる。
建築基準法は最低基準を定めているため、法を満足
していたとしても、多くの建物が下屋の強度について
まで考慮されているとは言いがたい。